*春待つ疑問符*
「みんなありがとね。」
カズマ君のお父さんが出て来て言う。
「いえいえ、俺たちはみんな、きょうだいみたいなもんですから!」
ダイゴ君が言う。
「そうそう、佑真にはうちの弟達も遊んでもらいましたから。」
リョウ君が言う。
「そうだよ、遼は弟達の相手を佑真に押し付けてたからな。」
トシ君が言う。
「おいっ!うっ…ごめんなさい。」
リョウ君が謝る。
みんな笑った。
「この街の情報網を甘く見ちゃいけない。
デリカシーがないと言われればそれまでの話だってあるけど、
誰かが困ってたら助けが飛んでくる、
良いとこだってあるんだ。
どこにいたって、きっと、
誰かがカズマを助けに行くよ。」
カズマ君はその日、ヒーローを見たと言ってた。
6人のきょうだい戦隊だって。
カズマ君のお父さんが出て来て言う。
「いえいえ、俺たちはみんな、きょうだいみたいなもんですから!」
ダイゴ君が言う。
「そうそう、佑真にはうちの弟達も遊んでもらいましたから。」
リョウ君が言う。
「そうだよ、遼は弟達の相手を佑真に押し付けてたからな。」
トシ君が言う。
「おいっ!うっ…ごめんなさい。」
リョウ君が謝る。
みんな笑った。
「この街の情報網を甘く見ちゃいけない。
デリカシーがないと言われればそれまでの話だってあるけど、
誰かが困ってたら助けが飛んでくる、
良いとこだってあるんだ。
どこにいたって、きっと、
誰かがカズマを助けに行くよ。」
カズマ君はその日、ヒーローを見たと言ってた。
6人のきょうだい戦隊だって。