プラトニックラヴ~大切な人々へ~
「すみません。良いですか。さっきわかった事なんですが」

 先生が入ってきて話しかける 

「はい」

 母が反応する

「お宅の娘さん子宮外妊娠です」

 先生が告げる

「そんな」

「なに?それ?」

「子宮の外で妊娠してるんです。子供は殺すしかありません」

「うそ。うそよ!!うそようそようそよ!!!」

 私は混乱する

「裕美!!落ち着け!!」

「手術しないと命にかかわります。すぐに手術室へ!!」

 私は子宮外妊娠をして援助交際でできた子を殺してしまいました。
 何の罪のない子を殺してしまいました。神様!私はいったい
 いくつ罰を受ければいいのでしょうか??後いくつ

「裕美!退院おめでとう」

 病院の屋上で文也に言われる

「ありがとう。でも赤ちゃんが」

「お前が死んだ赤ちゃんの分までしっかりしなくてどうする?」

「そうだね」

 数日後の文也の部屋

「そういえば最近学校で性教育やったんだけどよ。なんか最近の女の子はさ」

「うん」

「エイズにかかってる子が多いんだってよ」

「へぇ~~」

「最近の子は援助交際やSEXをたくさんしてるからうつるんだってよ」

「そうなんだ」

「お前前に援助交際してただろ?検査に行こうぜ」

「良いよ」

「駄目だ行くんだ!!」

 拒否した私に対し声を荒げて言う文也

「うん」




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