プラトニックラヴ~大切な人々へ~
現代、過去
「ん、んん~~~~。あれ?寝ちゃったみたいだ」

 部屋で目を覚ます拓美
  

あれから19年がたった。親父は俺が
16歳の時に死んだ。俺はバイトをしながら
高校に通い今は小説家になって小説を書いてる。
今書いてるのはプラトニックラヴという俺の
おばあちゃんの人生から今日までの出来事を
実話で綴っている

「後もう少しで完成だ。疲れた」

 パソコンに向かう

 プルルルルル

「はい。もしもし」

 電話に出る

「もしもし。小説書けましたか?」

 催促の電話をよこす編集の人

「もうすぐ終わりますよ」

「そうですか。締め切りが近いから早めにお願いしますよ」

「へいへい。分かってますよ。んじゃ」

けだるそうに言い電話を切る
   
「もう4年か。親父が死んで」
   
「たくお前は。勉強もせず何してるんだ!!」

 拓美の部屋で怒る拓哉

「うるせえな親父!!俺は小説家になるんだよ!」

 声を荒げて反論する拓実

「なるのは構わないが勉強もしろ!!高校くらいは出ないとやってけいないぞ!!」
     
「わあってるよ」

「御父さんが生きてたら殴られてるぞ!!」

「おじいちゃんが?そんなに怖い人だったの?」

「怖いんじゃない!まじめな人なんだ!!」

俺は中学高校1年、親父が死ぬまで喧嘩していた。
親父が死ぬ直前喧嘩をして交番で死んだ事を知った

「ちょっとぉ。金貸してくれない?」

 不良が近づく

「貸すお金はありません」

 抵抗する

「ちぃっとでいいんだよ。なぁ?」

「失礼します!」

 逃げようとする

「待てよ!素直に出さねぇとその体に痛い思いしてもらうぜ!下の所とかな!」

 逃がさない不良

「やっ!いや~!」

 大きい声を出す

「じゃあ金出すか?」

「誰か助けて~~!!」

 助けを求める









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