プラトニックラヴ~大切な人々へ~
「拓美!2人を連れてMTLJに行って来るね」

「おう!もうすぐ終わるから出版者に出して俺も行くよ。遊んであげないとな」

拓美が微笑みながら言う

「ふふ。じゃあね」

「ああ」

「御父さん待ってるからね」

「早く来てね」

 2人は拓美に言う

「おう!待ってろよ!」

 拓美とやり取りをして出かける3人


2人の兄妹は俺達によくなついてくれた。
曾おばあちゃんや曾おじいちゃんにもなついてくれた

「遊びに来たぞ。ほぉれ。2人が欲しがってたグローブとバットとボールだぞ」

 玄関から入りリビングで2人に野球道具を渡す

「わ~~~い♪おじいちゃんありがとう」

「大事にするんだよ」

「うん」

 2人は喜んぶ

「ありがとうございます。でもおじいちゃん。我慢も覚えさせないと」
  
「子供達と約束してるんだよ。成績が良かったら一つだけ欲しいのを買って
あげると。2人で一つだ。次の成績が悪かったらその次良くても買わない」

「へぇ」

 信也の考えに感心する拓美

「だから勉強を頑張るんだよ2人とも」
   
「よぉーし!おじいちゃんから野球道具 もらったから野球するか!」
  
「わ~~~~い!!」

 拓美の言葉に喜ぶ2人

「ちょっと出版社に電話するか。もしもし?」

 電話して言う

「もしもし?終わったの?」

「いや、まだですけどもうすぐ終わりますから後で持って行きますよ」
   
「頼むよ。君は今や一流の売れっ子小説家なんだからね。今や君を知らない
 人なんて居ないよ。君の新作を多くのファンが待ってるんだからね」

「わかってますよ。じゃあまた後で」

 編集の人の言葉にけだるそうに答える

「はい」

「ふぅ~」

 電話を切る拓美

「さぁ着いたわよ」

「わ~~~い」

 MTLJに着く3人








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