恋水〜悲しいだけじゃない嬉しい涙もあるよね〜
バスルームから戻った柊は、
私の散らかった服をまとめてベッドの上に置いて


「 花歩…? 」


すごく小さな声で呼ぶけど…
まだ寝たフリを続けていた。


私の横に座り直して


「 花歩…? 」


顔を覗きこんできたから、
このチャンス逃すものか!
自分から抱きついてキスをした。


柊は離れようとしたが
離れないように
しがみついていた。

柊は流されやすいからなぁと思いながら、
キスを続けていた。
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