恋水〜悲しいだけじゃない嬉しい涙もあるよね〜
私は左頬の痛みと
しっかり出してしまった答えを
考えながら歩いていたら
メールが届いた。
[ 唯愛ちゃん
ボク今日K市近くに行くんだよね。
もし時間あったら会えないかな? ]
寿弥くんからのメール
私は
今は
寿弥くんよりも
真子さんに会いたかった。
聞いてほしかった。
抱きしめてほしかった。
[ ごめん…
今日は…
会えません。
でも、
真子さんに相談…
聞いてほしいことがあるんだけど…
今日じゃなくて、
うん…
そのうちでいいんだ。 ]
私は送信できたことを確認して
バッグの奥底にしまった。
駅から自宅へと
痛みがある左頬をおさえて歩いていた。
下を向いてたから
梨音ちゃんと
すれ違ったことに気がつかないで歩いた。
しっかり出してしまった答えを
考えながら歩いていたら
メールが届いた。
[ 唯愛ちゃん
ボク今日K市近くに行くんだよね。
もし時間あったら会えないかな? ]
寿弥くんからのメール
私は
今は
寿弥くんよりも
真子さんに会いたかった。
聞いてほしかった。
抱きしめてほしかった。
[ ごめん…
今日は…
会えません。
でも、
真子さんに相談…
聞いてほしいことがあるんだけど…
今日じゃなくて、
うん…
そのうちでいいんだ。 ]
私は送信できたことを確認して
バッグの奥底にしまった。
駅から自宅へと
痛みがある左頬をおさえて歩いていた。
下を向いてたから
梨音ちゃんと
すれ違ったことに気がつかないで歩いた。