恋水〜悲しいだけじゃない嬉しい涙もあるよね〜
「 唯愛ちゃんをベッドに連れていく?
ボク二階に連れていこうか? 」


ベッドに連れていく?と聞いたボクの言葉に
かぁさんはニヤリとして


「 そうね。
寿弥も男だったんだよねぇ。
そうよね、二十歳だもんね。
そうだよね、
お願いするわね。 」


なんか感じ悪いコメントに
ボクはひっかかる気持ちがあったが、
今目の前に唯愛ちゃん寝てるから
声を出さずに…
というか、何も言わずに
唯愛ちゃんを二階にあるゲストルームへと
お姫様抱っこで連れて行った。


お姫様抱っこなんて
初めてするし、
しかも唯愛ちゃんに緊張した。

ゆっくり慎重に
唯愛ちゃんを起こさないように
ベッドに移動した。
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