恋水〜悲しいだけじゃない嬉しい涙もあるよね〜
「 私、頑張った。
すごくこわかった。
だから期限ギリギリだった。
路上に出た日は
手も足も車からおりてから震えが止まらなかった。」

寿明さんも目を少しうるませていた。


「 今日はお祝いだね! 」

真弥ちゃんが私のグラスをカチン!とした


「 はい。
ありがとうございますぅ。 」


グラスを持ち上げて乾杯した。


結城家のみんなは
本当に心があったかくって大好き。

一緒の時間を過ごすたびに、
どんどん好きになる。
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