恋水〜悲しいだけじゃない嬉しい涙もあるよね〜
ボクは父さんにつれられて…
いや、車を運転しているのはボクだけど
T駅にむかっている
車で20分以内だけど
早めに出ることにして
待ち合わせの時間より早めについた


「 父さん、
今日くる女の子って誰? 」


「 寿弥も小さい頃に遊んだりしたけど
記憶ないかな?
オレは駅に行くから
パーキング入れたら来いよ。 」


ボクの質問の答えもらってないし
なんかスルーされたように車を降りていく父の背中を見送った。


この時間にしては
あまり待たずにパーキングに入れられた。

慌てることもないけど
ボクは何故か
気持ちがたかぶっていた。
この気持ち
よくわからないけど
ワクワクしている?
そんな感じだった


早く行かなきゃ!!

自然と足取りも
早くなっていた。




2、ボクのスペシャルデーだよね?
end
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