恋水〜悲しいだけじゃない嬉しい涙もあるよね〜
私の話に付き合ってくれまから、
外もかなり暗くなっていた。
二人で梨音ちゃんを送っていくことにした。

歩いて15分くらいだけど、
女の子一人は危ないものね。


梨音ちゃんと
手を繋いで歩いた。

すごく
あたたかく感じた。


この人が誠士の
大切な彼女さんで良かったと
心から思っている。


くだらない話をしながら歩いてきたら
あっという間に
梨音ちゃんの自宅前。


「 唯愛ちゃん
何か悩んだら
いつでも相談してね。
一人で悩みすぎると
かわいくなくなるからね。 」


元気に手をふり
玄関のドアを開けた。
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