年の差12の片思い
私は井上を見た事が無い。
いや、名前も初めて聞いた。

でも、実際授業を受けると・・・
・・・びっくりした。

よく分からない授業だった。
きっと井上は他の先生と
変えられるだろう。

「わ・・・わかりにく。
 他の先生が良い!!」

瑛莉の言葉に深く頷いた。

それから、井上の授業を
まじめに受けることはなくなった。
窓の外を見ることが楽しかった。
授業中皆で話すのが楽しかった。


< 2 / 26 >

この作品をシェア

pagetop