守るべきもの
部屋に入ると、私はお茶を入れた。


修ちゃんは、お饅頭を頬張り「旨い」と呟いた。

それから、私に近寄り首筋にキスをした。


次に耳たぶを噛むと「ヤバい」とため息をついた。


「温泉に行ってくるね。」


私は、おもむろに立ち上がった。


「オレも行くよ!」


修ちゃんが慌てて、私に付いて来た。
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