守るべきもの
「はぁ。」


私は、ため息をついた。

(今日は、楽しかったな。)


満天の星空を見上げた。東京じゃこうは見えない。


なんだか、涙がこぼれた。自分自身でも分からないほどに自然に流れた。

なんで、泣いたのかも分からなかった。


私は、顔を洗うと肩まで湯に浸かった。
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