彼と彼女と彼の事情
「時間があったら、お茶していかない?」 



「うん、いいよ!」



二人とも、会計を済ませ、本屋のすぐそばにある喫茶店へと向かった。



〜カランコロン♪〜 
と、昔懐かしいドアのチャイム音を聞きながら、店内へと足を踏み入れた。 



千尋はアメリカン、私はカフェオレを注文した。 



たちまち、私たちのテーブルは、運ばれてきたコーヒーのいい香りに包まれた。 



< 190 / 300 >

この作品をシェア

pagetop