彼と彼女と彼の事情
〈3〉心の空洞
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隼人との別れという事実はありながらも、刻まれていく時の流れ。 


日常は、皆に分け与えられた平等の時間。 


あれから何枚、日めくりカレンダーを捲っただろう。


一言ずつ綴られている言葉の宝石たち。


その言葉に毎日、励まされ、そして考え込む。


そして 


今日もまた、新しい一日が始まる。 




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