退治屋



黄「よしっ
今度こそ行ってくるわ」

紫「あぁ
一応、結界はるがその石は絶対に離すんじゃねぇぞ」

黄「わかってるって♪」


そう言いながら俺に見えるように石を確認する

黄苑は霊を寄せ付ける…いや、霊に襲われやすい体質を持っている

だから、霊を祓える俺が小さいときから一緒に過ごしてきた

小さいときはよかった

時間に余裕もあったし、何より遊ぶこと以外することがなかった


だけど、中学に入って勉強をしなくてはならなかった
そして、黄苑も紅樹となった



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