退治屋



「逃げんなや!!!」


やっぱりすぐに追い付かれた

逃げきれるわけがなかった


手を引いて帰ろうとする


「いや!!」


パシッ


大暴れしていると手が当たった


「飼い主に手をあげるとは生意気だな」

「あ…
私は、ペットじゃないの!!」

「あー…
反抗すんのか?
んじゃあ要らねぇよ
もう用はねぇ」


その言葉を聞いて、安心したのも束の間

お腹に痛みが走った


「保険金残して死ねよ」


ドサッ



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