給湯室の恋の罠
「まぁ、本人に確かめたわけじゃないけど、本当の事だと思うよ。
今度もし、倉木さんと同じ秘書課の園田さんが一緒に居たら見てみなよ。その時の倉木さんを見たらわかるよ」
“優しい目で園田さんを見ているから――…”
最後にそう言って、福本さんはコーヒーを淹れ
「どうしても告白したいんだったら、気持ち伝えなよ。フラれたら慰めてあげるよ」
そして、冷たくそう言い、給湯室から出て行った。
今まで福本さんと二人で話した事はなかったけど、なんか感じ悪い。
私の事を好きと言ってくれたのは何かの間違い?
って思うくらい、福本さんの事がわからなかった。
だって、普通、好きな人には嫌われたくないし、優しくしない?
でも、福本さんは冷たいというか、意地悪というか……
ってか、何、福本さんの事を気にしているんだろう。
福本さんなんて、関係ない。
私は倉木さんが好き。
だから、誰に何を言われようが、気持ちを伝えるんだ!
今度もし、倉木さんと同じ秘書課の園田さんが一緒に居たら見てみなよ。その時の倉木さんを見たらわかるよ」
“優しい目で園田さんを見ているから――…”
最後にそう言って、福本さんはコーヒーを淹れ
「どうしても告白したいんだったら、気持ち伝えなよ。フラれたら慰めてあげるよ」
そして、冷たくそう言い、給湯室から出て行った。
今まで福本さんと二人で話した事はなかったけど、なんか感じ悪い。
私の事を好きと言ってくれたのは何かの間違い?
って思うくらい、福本さんの事がわからなかった。
だって、普通、好きな人には嫌われたくないし、優しくしない?
でも、福本さんは冷たいというか、意地悪というか……
ってか、何、福本さんの事を気にしているんだろう。
福本さんなんて、関係ない。
私は倉木さんが好き。
だから、誰に何を言われようが、気持ちを伝えるんだ!