愛を餌に罪は育つ
梓の家の最寄り駅辺りに着き、そこからは口頭で説明した。
「あっ!ここだよ」
『オッケー、ここに車停められそうにないから、美咲ちゃん先に行ってなよ。俺も車停めたら直ぐ行くから』
「うん、分かった。梓の部屋二〇二号室だから」
私はお言葉に甘えて先に車を降り、梓の住んでる部屋へと向かった。
梓の住むマンションはオートロックが完備されていない為、私はすんなりと部屋の前まで来ることができた。
インターホンを鳴らすが中から応答はない。
それは何度鳴らしても同じだった。
「居ないのかな――」
試しにドアノブを捻りドアを引くと、ドアは簡単に開いた。
開いた瞬間変な臭いがして、私は顔をしかめた。
この臭い――ッッ!!
私は急いで部屋の中に入ると既に部屋の中にはガスが充満しており、それはまともに息が出来ないほどだった。
「あずッッ梓ッッッ!!!!」
名前を呼んでも返事はなかった。
キッチンを通り過ぎ、ドアを開けるとベッドの下に倒れている梓が居た。
「あっ!ここだよ」
『オッケー、ここに車停められそうにないから、美咲ちゃん先に行ってなよ。俺も車停めたら直ぐ行くから』
「うん、分かった。梓の部屋二〇二号室だから」
私はお言葉に甘えて先に車を降り、梓の住んでる部屋へと向かった。
梓の住むマンションはオートロックが完備されていない為、私はすんなりと部屋の前まで来ることができた。
インターホンを鳴らすが中から応答はない。
それは何度鳴らしても同じだった。
「居ないのかな――」
試しにドアノブを捻りドアを引くと、ドアは簡単に開いた。
開いた瞬間変な臭いがして、私は顔をしかめた。
この臭い――ッッ!!
私は急いで部屋の中に入ると既に部屋の中にはガスが充満しており、それはまともに息が出来ないほどだった。
「あずッッ梓ッッッ!!!!」
名前を呼んでも返事はなかった。
キッチンを通り過ぎ、ドアを開けるとベッドの下に倒れている梓が居た。