愛を餌に罪は育つ
秋には先にお風呂を上がってもらった。
お風呂上がりに見た自分の顔は火照っていた。
緊張のせいかいつも以上に丁寧に時間をかけて髪の毛を乾かしてしまった。
酔いもすっかり醒めている。
もう一杯ワインを飲みたい気分だ。
『何飲む?』
「あっ、うん。秋と同じ物頂戴」
『ウィスキーでいいのか?』
「うん」
緊張し過ぎてお酒何て何飲んでも一緒よね。
秋の座るソファーに座りウィスキーの入ったグラスを受け取った。
ウィスキーなんていつもは飲まない。
美味しさもよく分からない。
だけど秋と同じものを飲んでいるんだと思うと、不思議と美味しく感じた。
好きな人と何かを共有するだけでどうしてこんなに心が満たされるんだろう。
それはどんなに小さな事でも幸せだ。
お風呂上がりに見た自分の顔は火照っていた。
緊張のせいかいつも以上に丁寧に時間をかけて髪の毛を乾かしてしまった。
酔いもすっかり醒めている。
もう一杯ワインを飲みたい気分だ。
『何飲む?』
「あっ、うん。秋と同じ物頂戴」
『ウィスキーでいいのか?』
「うん」
緊張し過ぎてお酒何て何飲んでも一緒よね。
秋の座るソファーに座りウィスキーの入ったグラスを受け取った。
ウィスキーなんていつもは飲まない。
美味しさもよく分からない。
だけど秋と同じものを飲んでいるんだと思うと、不思議と美味しく感じた。
好きな人と何かを共有するだけでどうしてこんなに心が満たされるんだろう。
それはどんなに小さな事でも幸せだ。