愛を餌に罪は育つ
事故
眠たい――。
昨夜テレビを点けるとたまたま海外ドラマが放送されていて、見る気はなかったのに気付けばテレビの前から離れられなくなってしまい、寝るのが遅くなってしまった。
会社に着いてもまだ目がしょぼしょぼしている。
秘書室で仕事をする準備をしていると、副社長室から副社長と増田さんが出てきた。
「おはようございます」
「おはよう。相変わらず早いわね」
「増田さんの方がいつも早いじゃないですか。今からお打ち合わせか何かですか?」
「いいえ、今終わったところよ」
私はいつも仕事が始まる三十分前に会社に着くように来ている。
だけど私が来るよりも前から打ち合わせなんて、増田さんはいったい何時に出社してるんだろう。
仕事もできて優しくて面倒見がよくてその上いつも綺麗で、増田さんって本当に凄い人だと思う。
秘書の鏡だよ。
「大野さんも今日は参加するんでしょう?」
「はい、宜しくお願いします」
今日は会社の飲み会がある。
部署は関係なく色んな人が集まるから今から楽しみだ。
色んな人と話ができたらいいな。
昨夜テレビを点けるとたまたま海外ドラマが放送されていて、見る気はなかったのに気付けばテレビの前から離れられなくなってしまい、寝るのが遅くなってしまった。
会社に着いてもまだ目がしょぼしょぼしている。
秘書室で仕事をする準備をしていると、副社長室から副社長と増田さんが出てきた。
「おはようございます」
「おはよう。相変わらず早いわね」
「増田さんの方がいつも早いじゃないですか。今からお打ち合わせか何かですか?」
「いいえ、今終わったところよ」
私はいつも仕事が始まる三十分前に会社に着くように来ている。
だけど私が来るよりも前から打ち合わせなんて、増田さんはいったい何時に出社してるんだろう。
仕事もできて優しくて面倒見がよくてその上いつも綺麗で、増田さんって本当に凄い人だと思う。
秘書の鏡だよ。
「大野さんも今日は参加するんでしょう?」
「はい、宜しくお願いします」
今日は会社の飲み会がある。
部署は関係なく色んな人が集まるから今から楽しみだ。
色んな人と話ができたらいいな。