10年越しの恋
年末、クリスマスで込み合う高速。
瀬戸内に浮かぶ島へと向かう橋を渡った。
そのたもとにあるS.A(サービスエリア)は景色がきれいなことで有名な場所。
混雑する駐車場に車を停めて展望エリアへと足を延ばした。
「うわー すごい海がきれいだよ! 混むのがわかるよここ」」
波もない鏡のような海面に太陽が反射する。その表面を進む小さな船ですら絵になる感じ。
「写真撮ろう!」
携帯を手にした雅紀とぎりぎりまで体を近づけ笑う。
記録された真っ青な空に二人の笑顔があった。
S.Aを出て5分も走らずその場所に到着した。
「まあちゃん、ここ?」
「今日は1日お姫様にしてあげる」
そこは超がつくほど有名なホテル。かの有名なサッカー選手のベッカムも宿泊したとか。
車止めでドアを開いてくれるベルボーイ。すでに夢の世界だった。
チェックインを済ましエレベーターで部屋へと向かう。
開かれた扉の中へはいると広いリビングとその奥にベットルームがあった。
「お荷物はクローゼットへ入れておきました。失礼します」
二人っきりになった瞬間、雅紀に抱きつく。
「すごい!!! うれしい! でも高いんじゃないの?」
「いいんだよ、気にしないで」
そんな私を閉まったままの扉の前へ連れて行く。
「開けてみて!」
扉を開くと一面ガラス張り、海が一望できるバスルームだった。
あまりのうれしさに立ち尽くす。
「夢だったんでしょ。プリティーウーマン」
すたすたと中に入ると、そのままお湯を張りバブルバスにしてくれる。
おまけにシャンパンとイチゴまで。
「じゃあ楽しんでね」
そういうと浴室内のTVにまさにその憧れのプリティウーマンのDVDを再生して出て行った。
瀬戸内に浮かぶ島へと向かう橋を渡った。
そのたもとにあるS.A(サービスエリア)は景色がきれいなことで有名な場所。
混雑する駐車場に車を停めて展望エリアへと足を延ばした。
「うわー すごい海がきれいだよ! 混むのがわかるよここ」」
波もない鏡のような海面に太陽が反射する。その表面を進む小さな船ですら絵になる感じ。
「写真撮ろう!」
携帯を手にした雅紀とぎりぎりまで体を近づけ笑う。
記録された真っ青な空に二人の笑顔があった。
S.Aを出て5分も走らずその場所に到着した。
「まあちゃん、ここ?」
「今日は1日お姫様にしてあげる」
そこは超がつくほど有名なホテル。かの有名なサッカー選手のベッカムも宿泊したとか。
車止めでドアを開いてくれるベルボーイ。すでに夢の世界だった。
チェックインを済ましエレベーターで部屋へと向かう。
開かれた扉の中へはいると広いリビングとその奥にベットルームがあった。
「お荷物はクローゼットへ入れておきました。失礼します」
二人っきりになった瞬間、雅紀に抱きつく。
「すごい!!! うれしい! でも高いんじゃないの?」
「いいんだよ、気にしないで」
そんな私を閉まったままの扉の前へ連れて行く。
「開けてみて!」
扉を開くと一面ガラス張り、海が一望できるバスルームだった。
あまりのうれしさに立ち尽くす。
「夢だったんでしょ。プリティーウーマン」
すたすたと中に入ると、そのままお湯を張りバブルバスにしてくれる。
おまけにシャンパンとイチゴまで。
「じゃあ楽しんでね」
そういうと浴室内のTVにまさにその憧れのプリティウーマンのDVDを再生して出て行った。