10年越しの恋
春から初夏へ、暖かい風が吹き始めた頃。
バイト先の予備校で親睦会と言う名の卓球大会が開かれることになった。
「ねぇ、 ゆうー明日の卓球大会のこと考えてくれた? バイトのチューターの数がたりないから困ってて、時給もいいし、正式なバイトとしての採用もあるみたいだからさ、手伝いに来てよ」
「いいよ どうせ明日は暇だし」
大学に入るまでずっと女子校に通っていた私は20になっても男子が苦手だった。教室での事務的な応対はこなせたもののFreeな状態での会話が緊張してしまうこともあって、幼稚園の頃からの親友のゆうに応援をお願いした。
当日30人ほどの生徒と、6人のチューターが集まった。
グループに分かれトーナメント制の卓球大会。
負けたチームから暇になる。
必然的にどんどんみんなが勝手に遊び始めるありがちな展開。
そんな中、手伝いに来てくれたゆうが生徒数人と
このあとご飯に行く約束をしてる!!
「ね~ 瀬名、行くでしょ?ご飯?」
「え~ でも一応生徒だしまずくない?」
「ばれなきゃ平気だって、ね!行こ!」
複雑だよって思いながらも行くことに。
バイト先の予備校で親睦会と言う名の卓球大会が開かれることになった。
「ねぇ、 ゆうー明日の卓球大会のこと考えてくれた? バイトのチューターの数がたりないから困ってて、時給もいいし、正式なバイトとしての採用もあるみたいだからさ、手伝いに来てよ」
「いいよ どうせ明日は暇だし」
大学に入るまでずっと女子校に通っていた私は20になっても男子が苦手だった。教室での事務的な応対はこなせたもののFreeな状態での会話が緊張してしまうこともあって、幼稚園の頃からの親友のゆうに応援をお願いした。
当日30人ほどの生徒と、6人のチューターが集まった。
グループに分かれトーナメント制の卓球大会。
負けたチームから暇になる。
必然的にどんどんみんなが勝手に遊び始めるありがちな展開。
そんな中、手伝いに来てくれたゆうが生徒数人と
このあとご飯に行く約束をしてる!!
「ね~ 瀬名、行くでしょ?ご飯?」
「え~ でも一応生徒だしまずくない?」
「ばれなきゃ平気だって、ね!行こ!」
複雑だよって思いながらも行くことに。