10年越しの恋
「で、どうだったの? 雅紀くん18歳誕生日の夜は?」
こんな時のさやはいたずらっ子全開だ。
「えっ? いや、どうも何も…。ほら前に話してたよさげなイタリアンでディナーして、その後お兄さんとこで飲んで…。プレゼント渡して」
「それで?」まさよまで面白がって便乗してひやかす。
「それで…」
「やっと結ばれたってね! そうだよね~ 瀬名?だってなんかお肌が違うよ~ つやつやしてる」
耳までまっかになってしまう。
「ふふふ よかったね! 瀬名。ここに入って来た時から幸せオーラ全開でばればれだって!」
「うん、私もなんかそんな感じした。なんかがんばってるオーラがやわらかいオーラに変わったって言うの?」
偶然を装っていたさやとまさよ。でも本当は心配して、私が今日学校に行くことわかってて待っていてくれたんだ。
「も~ やめてよ~。でも、ありがとう。うん。今幸せだよ。やっと幸せになれた感じ?」
そう言った私を冷やかし、からかいながらも暖かい友情で祝福してくれた二人。
あまりにも幸せすぎて、なんだか恥ずかしかった。
そんな私はまさよに話を振った。
「まさよはいい人いないの? 色々話はあるのに。忘れられない人とかいたりする?」
「全然。全くなし! 私もがんばらないとね~」
そんなガールズトークは尽きなかった。
こんな時のさやはいたずらっ子全開だ。
「えっ? いや、どうも何も…。ほら前に話してたよさげなイタリアンでディナーして、その後お兄さんとこで飲んで…。プレゼント渡して」
「それで?」まさよまで面白がって便乗してひやかす。
「それで…」
「やっと結ばれたってね! そうだよね~ 瀬名?だってなんかお肌が違うよ~ つやつやしてる」
耳までまっかになってしまう。
「ふふふ よかったね! 瀬名。ここに入って来た時から幸せオーラ全開でばればれだって!」
「うん、私もなんかそんな感じした。なんかがんばってるオーラがやわらかいオーラに変わったって言うの?」
偶然を装っていたさやとまさよ。でも本当は心配して、私が今日学校に行くことわかってて待っていてくれたんだ。
「も~ やめてよ~。でも、ありがとう。うん。今幸せだよ。やっと幸せになれた感じ?」
そう言った私を冷やかし、からかいながらも暖かい友情で祝福してくれた二人。
あまりにも幸せすぎて、なんだか恥ずかしかった。
そんな私はまさよに話を振った。
「まさよはいい人いないの? 色々話はあるのに。忘れられない人とかいたりする?」
「全然。全くなし! 私もがんばらないとね~」
そんなガールズトークは尽きなかった。