10年越しの恋
飲んだ帰り道、さっそく雅紀からメール。
”今日はお疲れ!楽しかったね。今度バイトに来るのはいつ? 予備校行くのはダルいけど、瀬名さんが来るなら行くからさ。生徒の出席率上げたいでしょ? だから来る日教えて”
私より3つも年下。
もうすぐ21歳の私と17歳の雅紀。
さっきの態度とは正反対。あまりのストレートなメールにかわいいな~って。
大人なふりをしようとしていた私。
家に帰ると山口にいる彼からの電話。
「遅かったね。また遊びに行ってたの?」
「バイトでなんかレクリエーションみたいのがあって、その後バイトのみんなでご飯行ってたんだ」
「ふ~ん。そこに男はいなかったよね?」
「もちろん女の子ばっかりだよ」
「ならいいけど」
私の彼、浩一はありえないぐらい束縛する。
自分は浮気するくせに…。
付き合って2週間で違う女の子と歩いてるのを見かけ、私が責めたら別れよう…。
そんな繰り返し。
やっと落ち着いて浩一も真剣に付き合ってくれるようになったら、就職で遠距離…。
そんな関係にどこかで不満を抱えていたんだ。
”今日はお疲れ!楽しかったね。今度バイトに来るのはいつ? 予備校行くのはダルいけど、瀬名さんが来るなら行くからさ。生徒の出席率上げたいでしょ? だから来る日教えて”
私より3つも年下。
もうすぐ21歳の私と17歳の雅紀。
さっきの態度とは正反対。あまりのストレートなメールにかわいいな~って。
大人なふりをしようとしていた私。
家に帰ると山口にいる彼からの電話。
「遅かったね。また遊びに行ってたの?」
「バイトでなんかレクリエーションみたいのがあって、その後バイトのみんなでご飯行ってたんだ」
「ふ~ん。そこに男はいなかったよね?」
「もちろん女の子ばっかりだよ」
「ならいいけど」
私の彼、浩一はありえないぐらい束縛する。
自分は浮気するくせに…。
付き合って2週間で違う女の子と歩いてるのを見かけ、私が責めたら別れよう…。
そんな繰り返し。
やっと落ち着いて浩一も真剣に付き合ってくれるようになったら、就職で遠距離…。
そんな関係にどこかで不満を抱えていたんだ。