牛乳と猫スーツ。
「アハハハ!確かにコレは成敗ハリセンですネ!」
エリーゼが笑いだしたので、直樹は顔に貼り付いている物を剥がしてみると、そこには『成敗』と書かれていた。
「成敗だけじゃなく、色々な事も書いているんだ。まあ、それは斬ってからのお楽しみだが。」
精神的にダメージを受けるハリセンだった。
「スミレ、コレは何カナ?見たところおもちゃのビームサーベルだけど?」
エリーゼがダンボールを漁って、武器を見つけて菫に聞く。
「それはライトニング・サーベルだな。試しに伸ばして、直樹くんに当ててボタンを押すといい。」
「ナオキ、やってもイイか?」
エリーゼが下から覗き込むように見つめてくる。また精神的ダメージだろうと思い、直樹は許可した。
サーベルを前に振ると、収納されていた部分が出て長くなり、それを直樹の体に当て、エリーゼがボタン押す。
「ギャャャャャャャャャャャャヤヤヤー!??」
体に電流が流れました。
「ス、スミレ!コレ大丈夫なの!?」
「体に優しい電気を使っているから大丈夫だ。」
「と、止めてくれ〜!!」
なんとか電流から解放された直樹。