本当の自分


「なぁ、亜寿華!」

「なんだ?」

「久しぶりに街にでも行こうぜ?」

「…行くか…聖哉のおごりな?」

「お前なぁ…まぁいっか!」


~街~

「そこのお兄さん方!」

「「ん?」」

「ちょいと寄っていきなよぉ」

「どぉするよぉ亜寿華ぁ~」

「甘味処か…少し寄って行くか」










「ごちそぉさん」

「なぁ、亜寿華」

「ん?」

「久しぶりに女の格好しねぇか?」

「断る」

「何かおごってやるから…な?」

「しょうがない…」

ー数分後ー

「これでいいか?」

「あ………」


その時の亜寿華は、とても綺麗で街の者すべてが振り返る程と言っても過言ではなかった…


「おい!聖哉!」

「あっ…悪ぃ」

「平気か?」

「あぁ…じゃあ行くか!」
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