金髪ヤンキーと保健室の変人は。



[正直言うと、瀧川だっけ‥
瀧本だっけ‥]



[‥瀧山ですよ、先生]



[瀧山のことぶん殴りたい。]



その目をみれば、それが
嘘じゃないことなんて
すぐ分かる。



[でも先生がぶん殴りたいくらい
嫌いな瀧山に、あたしは
従ってしまいました‥]



[、美胡は悪くない。
美胡は優しすぎんだよ]



ふわりと、あたしの髪を
撫でる先生。



< 108 / 240 >

この作品をシェア

pagetop