金髪ヤンキーと保健室の変人は。



[うっせーよ。]



とてつもなく不機嫌な顔を
してるであろう先生の声は
まるで狼である。



[美胡ちゃん今すぐ離れた方が
いいよっ、襲われちゃうよー]



[美胡は襲われたいんだよ]



なにを言い出すんだ先生は。



[全然、襲われたくないからっ
嘘言わないでよ!
ていうかそろそろ離して先生]



[やだ。]



[ふーん、へぇー
あの準がねぇ‥]



ニヤニヤ、となにが楽しのか
笑う葵さん。



< 115 / 240 >

この作品をシェア

pagetop