金髪ヤンキーと保健室の変人は。
[うっせーよ。]
とてつもなく不機嫌な顔を
してるであろう先生の声は
まるで狼である。
[美胡ちゃん今すぐ離れた方が
いいよっ、襲われちゃうよー]
[美胡は襲われたいんだよ]
なにを言い出すんだ先生は。
[全然、襲われたくないからっ
嘘言わないでよ!
ていうかそろそろ離して先生]
[やだ。]
[ふーん、へぇー
あの準がねぇ‥]
ニヤニヤ、となにが楽しのか
笑う葵さん。