金髪ヤンキーと保健室の変人は。



――‥‥



[俺、犯罪者だよなー。]



お風呂から上がったあと
タオルであたしの髪をふきながら
そう呟く先生。



[でも、まだ手出してないじゃん]



[そんなもん、いつ我慢の限界が
くるか分かんねぇだろ。]



結局、あのあと先生は
「やっぱり後で入る」とか言って

お風呂を出ていってしまったのだ。


せっかくあたしは
覚悟決めてたのに‥‥。



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