金髪ヤンキーと保健室の変人は。



[送るかバーカ]



[嘘つき。]



先生は優しいから
きっと送ってたでしょ?



[あー、もう‥‥
確かにお前がいなかったら送って
たよ。俺ああいう顔見せらると
どうも放っておけなくなんだよなー]



ばつが悪そうに
自分の髪をガシガシとかく先生に

あたしがクスリと笑みをこぼせば、



[あれ?怒ってねーの?]



と目をパチクリさせる先生。



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