金髪ヤンキーと保健室の変人は。



[ふぁ‥‥ん!]



妙に鼻にかかった声が出て
思わず赤面。



[やらしー声。]



ニッと笑ったかと思うと先生は
その冷たい手で

あたしの太ももの内側を
くすぶってきた。



先生の指が動くたびに
いちいち反応してしまう自分が憎い。

こんな恥ずかしいことなんて
ないっ!



ギシリ、と軋むのは保健室のベッド。



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