金髪ヤンキーと保健室の変人は。



――‥‥



準side



[なんだよこの手紙‥‥]



『今までお世話になりました。
元々、あたしが更正するまでって
約束だったので家に帰ります。
ちゃんと学校へは行くので安心
してください。』



仕事から帰ってくると
机の上にあった手紙。



確かに、更正するまでっつー約束
だったけどさ。



ぐるり、と部屋の周りを見渡せば
黒いソファーにあるくまのぬいぐるみ以外
美胡のものがない。



< 230 / 240 >

この作品をシェア

pagetop