金髪ヤンキーと保健室の変人は。



(なんであんな優しい目すんのよ)



耳に手が触れたとき

あたしはビクッてした。


むしろもっと触ってほし‥‥

あれ?なんかあたし変態?


うそだぁぁ!!


認めんぞっ
あたしは純粋な女の子であって
変態なんかじゃ‥‥



(先生の手 冷たかったなぁ。
あの手でどんな風に女の子を
扱うんだろ?)



‥変態確定です。


もういいよ!認めてやるよっ



1人心のなかで格闘しながら
シャワーを浴びるあたしは
どっからどうみても

変な人だった。



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