金髪ヤンキーと保健室の変人は。



[ぁっ‥]



先生の手が太ももに触れた
だけで、そのヒンヤリと

した感覚に声がもれた。



[はい、おしまい。]



[へ?]



最後に首筋をペロリとなめると

先生はベッドを降りてあたしの
火照った顔を見つめる。



[セックスを気持ちいいって
感じんのは相手次第。
無理矢理ヤられても
気持ちよくはなんねーよ]



先生は少しだけ乱れた髪で
「あー、仕事めんどくせぇな」
って言いながら

またデスクに戻っていった。



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