LOVE〜強さに隠した涙〜
『大丈夫か?ったく…何してんだよ…』
「スイマセン…↓↓」
「まぁ、いいじゃねぇか。コイツ等が無事だったんだからさ」
『まぁ…、そうだな!!』
望夢や隼人の肩を借り、なんとか起き上がった。
「俺…総長、達みたいに…ハァハァ強くなります…!!!」
途切れ途切れではあるが、力強い口調だった。
『おう!楽しみにしとくよ』
「………さ、帰るぞ」
後輩の言葉に嬉しそうに微笑む望夢を横目に、4人は事務所へと歩いた。