LOVE〜強さに隠した涙〜



《望夢…?》
何も言えないでいる望夢に心配したのか、駿が声をかけた。


『あっ、スイマセン……』
《今どこ?》
『家に居る』
《分かった。すぐに行く》
『ねぇ、駿さん』
《ん?》
『何でもねぇや』
《そっか》


それから数十後、駿が望夢を連れて一馬の居る部屋へ戻ってきた。
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