LOVE〜強さに隠した涙〜
校門を出て、家路に着いた。
『………………………』
「どした♪?」
『何でついてくんの?』
「だから、送ってくって♪」
『良いよ、別に。アンタ、用事あんだろ』
「良いよ♪それより、望夢っち送るのがさぁき♡」
『……………あっそ。最後にハートマーク付けるの止めろ…』
「良いぢゃねぇか♪」
『良くねぇ!!気持ちわりぃ』
「ひっでぇ…(οдО;)」
泣きそうになってる佐野をよそに、カツカツと歩いて行く望夢達の前に…………。