なにもないこいものがたり
*-*-*
>>歩side
*-*-*-*
窓からサナの姿が見えます。
カバンを肩から下げて、手には黒い袋
門の近くに止まっている車に乗って、姿は見えなくなりました
「‥行ってらっしゃい」
こうやって窓から外を見て、サナを見ている。日課みたいなものになってしまいました
本当は、サナの隣に私がいたはずなのですが
「どしました?歩」
じぃやがいつの間にか私の隣に立っていらっしゃいました。
いつもの癒される笑顔
「あたしも、一緒に高等学校に行きたいなと思ったんです。」
「そうですか」
そう言って頭を撫でてくれるじぃや
いつもいつも、じぃやは優しいのです
「頼んでみてくれはしませんか、じぃや?」
「‥え?」
「あたしも、行きたいです!」
サナと同じ高等学校にっ!
>>歩side
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窓からサナの姿が見えます。
カバンを肩から下げて、手には黒い袋
門の近くに止まっている車に乗って、姿は見えなくなりました
「‥行ってらっしゃい」
こうやって窓から外を見て、サナを見ている。日課みたいなものになってしまいました
本当は、サナの隣に私がいたはずなのですが
「どしました?歩」
じぃやがいつの間にか私の隣に立っていらっしゃいました。
いつもの癒される笑顔
「あたしも、一緒に高等学校に行きたいなと思ったんです。」
「そうですか」
そう言って頭を撫でてくれるじぃや
いつもいつも、じぃやは優しいのです
「頼んでみてくれはしませんか、じぃや?」
「‥え?」
「あたしも、行きたいです!」
サナと同じ高等学校にっ!