私の彼氏
なら、別の理由を考えねばならないな、と秋山は言った。

そして、二人の間に二三分の沈黙が流れた。

秋山は携帯をいじり、五月はアイスコーヒーを飲んでいた。

「おいっ!五月!感想ノートに返事が来ているぞ」

と秋山が叫ぶと、五月はストローから口を離し、二人で画面を凝視した。


――――――――
23:52
[感想ノート]

カワイサツキ様、お返事ありがとうございました。まさか、教えていただけるとは思っていなかったので、凄く喜んでいます。今はお仕事中で、ここをチェックされるのは明日ぐらいになろうかと思いますが、今から伺いたいと思います。

まゆみんより


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