私の彼氏
「五月よ、まさか警察に田中が七百万持ち歩いていたことを…」
「言うわけはないさ。あの日は一緒にバーに行った、と言っただけだ。今のところ、過去の脅迫や三木健介のことは、警察は全く関知していない。田中のことも友人と言ってある。それ以上、深くは聞かれなかったから、安心しろ。第一、この事件に関しては俺は無実だ」
「あぁ。いずれにしても、これでゲイ盗撮商売は潮時だな」
「十分に儲けたからいいさ。バーも閉めようと思っている。それよりも、田中を殺った奴が俺らも狙っている可能性がある。秋山も用心するんだな」
「夜道は気を付けるさ。それにしても、人を殺めるなんて、とんでもねぇやろうだ……」
「……。笑えねぇよ」
「ちょっと笑ってるぜ?」
「……。それにしても、田中の奴も金を分ける前に殺されろよな。分けた直後に殺されるなよ」
「まったくだな」
「言うわけはないさ。あの日は一緒にバーに行った、と言っただけだ。今のところ、過去の脅迫や三木健介のことは、警察は全く関知していない。田中のことも友人と言ってある。それ以上、深くは聞かれなかったから、安心しろ。第一、この事件に関しては俺は無実だ」
「あぁ。いずれにしても、これでゲイ盗撮商売は潮時だな」
「十分に儲けたからいいさ。バーも閉めようと思っている。それよりも、田中を殺った奴が俺らも狙っている可能性がある。秋山も用心するんだな」
「夜道は気を付けるさ。それにしても、人を殺めるなんて、とんでもねぇやろうだ……」
「……。笑えねぇよ」
「ちょっと笑ってるぜ?」
「……。それにしても、田中の奴も金を分ける前に殺されろよな。分けた直後に殺されるなよ」
「まったくだな」