コイ ノ カタチ
反対隣りには、これまたいつの間に来たのか、みーちゃんがいて。


ミサと同じようにあたしの肩に手を回していた。




「な……」

「まぁこれでも飲みなさい」


そう言って運ばれたばかりのコップを手渡されて、反射的にそれを受け取る。


何か、怖いんですけど……。


あたし、何かしたっけ?




「あんた、“あの”徳永陸とつき合ってるって、ホント?」



「!?」
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