もしも違う人生なら
新校舎修二の教室

ガラッ

生徒A「今日も旧校舎で便所飯愛好家のお帰りよ…」

生徒B「便所で飯とかありえないし…」

修二「そんなあだ名があったんだ…あ、相川さん…さっきは…」

美憂「かけないで…」

修二「え?」

美憂「話しかけないで!」

修二「!?」

美憂「ごめん、今後一切、一部例を除いて学校では極力話しかけないで」

修二「ご…ごめ」

美憂「…」

不良「おい、榊修二ってのはどいつだ?」

修二「はい…僕で…あれ?」

不良「ちょっと来いや」

修二「はい…」

生徒A「うわぁ…やばい先輩に目付けられたわね…いい気味だわ」

新校舎4Fトイレ

不良「お前…霊感あるらしいな?」

修二「はい。先輩の脚が見えません」

不良「ほう、気付いてたか」

修二「まあ…」

不良「んで、花子のやつから聞いたか?例のタイムスリップの話し」

修二「はい」

不良「実は、可能だ」

修二「本当ですか!?」

不良「あぁ。だが、条件がある」

修二「条件…?」
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