好きです!
放課後誰もいないことを見計らって
「島村ー、もう教室しめるぞ!」
「あ、は、はい」
今がチャンスなんだ!
席を立ち、帰り支度をする。
先生は私が教室から出るのを待ってくれている。
今しかチャンスはないかも。
「早くしろー」
「あ、はい」
ドアのところまで行こうとした私は椅子に脚をひっかけて転んでしまた。
ドチャーン
バタンッ
うう…机と椅子が大惨事。
「いたた…」
「おい!大丈夫か?」
先生は私に駆け寄って、起こしてくれた。
うわわぁ…
恥ずかしい。
穴があったら入りたい気分だけど、