永遠(とわ)に…
早く 彼に似合う女性にならなきゃ…
堤下恭子には、負けられない。
そして、いつの間にか寝てしまった。
私は、夢を見た。
それは、驚きのシーンだった。
私は、まだ 尋ねた事も無い安西さんのマンションにいた。
すると、寝室の方から 女性の声が聞こえた。
私は恐る恐る 部屋の扉を開けた。
そこには、安西さんと女性が抱き合っていた。
嘘…
嘘だよ…
すると、女性が気付き振り返った。
堤下恭子だった。
いや〜〜〜
いやだ。
私は、ビックリして目が覚めた。
涙でぐしょぐしょだった。
そして、夢だと分かりホッとした。
何でこんな嫌な夢を見たんだろう。
昨日から、変な想像バッカしてたからかな…
夢でも見たくないシーンだった。
外は、スッカリ 暗くなっていた。
コンコン…
「はい。…」
ガチャ…
「あら、明かりも付けないでどうしたの?」
「あぁ…寝てたから
お母さん 今 帰って来たの?」