クリスマスに別れのKiss 【完】


「なぁ…」



扉の向こうから声がした。





「まだいたの?」



「ごめん」



兄弟して無意味に謝る。



謝罪が好きな家系なの?





「兄貴の彼女を家に上げたのオレなんだ…」



「だから?」



「まさかこんな事になるとは思わなかったんだけど…」



「それで?」



「一応オレにも責任があるかなって…」


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