クリスマスに別れのKiss 【完】
「ちょっと!まだ話の途中なんだけど!!」
「何…?」
話があるなら、さっさと話せばいいのに。
二人は、また顔を見合わせる。
二人で相談しないと、会話もできないの?
「隼人くんとあんまり仲良くしないで欲しいんだけど…」
茶髪の顔は、真剣な表情でそう言った。
「仲良くしてないけど」
アタシは正直に答える。
「今日ずっと一緒にいるでしょ!!」
小柄な女が、アタシに詰め寄ってきた。