クリスマスに別れのKiss 【完】
彼は血の気の引いた顔で、裸のアタシから離れていった。
アタシの大切な時間は強制終了。
「どういうことなの!?」
女は怒りながら泣き出しそうな、
そんな器用な声を出しながら
アタシと彼がいるベッドに詰め寄ってきた。
「これは…間違いなんだ」
彼はそんな言葉を出すのが精一杯。
「違うんだ!!なっ」
そう言って、彼はアタシに助けを求めた。
アタシに話を振られても…。
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