クリスマスに別れのKiss 【完】


「あんた。人の恋愛に首突っ込んでる暇があったら、自分の心配したら?」



「そうだな…」





上杉隼人はおとなしく頷くだけで、何も言い返してこなかった。



普段通りの軽口を叩かれないと、なんだか調子が狂う…。





「今日はゲームの話はしないの?」



「今日はその話は無し…とにかく楽しもう!!」





そう言ってアタシの腕を引っ張って、強引に歩みを進めた。





ゲームはどうでもいいの…?


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