KANZASHI
「な~んだ、結衣さんが歌わないなら
私たちが歌いましょうか?」
「真由!!」
横から話に割り込んできたのは、
一年前にデビューした
まだ10代ばかりの女グループ、
そのリーダー真由だった。
「なんであんた達が!!」
「だって、KANZASHIさんは
歌う自信ないんでしょ?
じゃあ私たちが歌いますよ~。」
「おまえらなんかにトリが歌えるか!!」
「ひどいなぁ~結衣さん。
私たちだって人気あるんですよぉ?
今やKANZASHIさんだって
追い越してるんじゃないかなぁ~?」
真由は私を見てニヤリと笑った。
私たちが歌いましょうか?」
「真由!!」
横から話に割り込んできたのは、
一年前にデビューした
まだ10代ばかりの女グループ、
そのリーダー真由だった。
「なんであんた達が!!」
「だって、KANZASHIさんは
歌う自信ないんでしょ?
じゃあ私たちが歌いますよ~。」
「おまえらなんかにトリが歌えるか!!」
「ひどいなぁ~結衣さん。
私たちだって人気あるんですよぉ?
今やKANZASHIさんだって
追い越してるんじゃないかなぁ~?」
真由は私を見てニヤリと笑った。